九州大学「SDGs Design International Awards 2020」にて都市サミットを紹介

 

2020年11月10日に開催された、九州大学主催の「SDGs Design International Awards 2020」において、「福岡市セッション」を設け、アジア太平洋都市サミットなど都市によるSDGsの取組について紹介しました。

「SDGs Design International Awards 2020」は、デザインに関心のある世界中の学生から世界を救う「デザイン」を募り世界に示すプロジェクトで、2回目となる今回は、15か国から184件の応募があり、ファイナリストによるプレゼンがオンラインで世界に配信されました。

 

プレゼン後に開かれた福岡市セッションでは、「SDGsとこれからのまちづくり」をテーマに、都市サミットに参加している都市と国際機関から発表を行いました。

 

 

まず、福岡市の久保田和広国際部長より、都市間連携を通じた課題解決を目指すアジア太平洋都市サミットの重要性を説明し、次に、中国・広州市の広州国際都市創新研究会ニコラス・ユー事務局長から、広州市のサポートによるイタリア・ミラノ市でのフードチェーンの改革や、SDGsを推進する都市に贈られる「広州賞」について紹介しました。

最後に、世界銀行東京開発ラーニングセンター ビクター・ムラス プログラムマネージャーからは、先進的なまちづくりの技術やノウハウを広く共有する「都市パートナーシッププログラム」について紹介し、都市がSDGsに取り組む意義について国際機関の立場から発表しました。

 

SDGsの達成のためには、都市の役割が重要であり、互いに連携していくことの有効性が確認されたセッションとなりました。

セッションのようすはこちらから、「SDGs Design International Awards 2020」の結果については、こちらからご覧いただけます。