小学校、中学校でゲストティーチャーを実施しました!

福岡市は、国連ハビタット福岡本部と協力しながら、福岡市内の小学生、中学生の皆さんにアジア太平洋都市サミットやSDGsの取り組みなどを身近に感じてもらえる活動(ゲストティーチャー)を実施しています。

今年から実施対象を中学校まで拡大し、希望された学校では講義の後に「村の復興をみんなで考えよう」というテーマでワークショップを実施しました。

 

●実施日 

9月9日(火)  福岡市立弥永小学校(5年生)
9月10日(水)  福岡市立東箱崎小学校(5年生)
11月4日(火)  福岡市立田隈中学校(3年生)
11月6日(木)  福岡市立多々良中学校(1年生)
11月19日(水)  福岡市立高取中学校(1年生)

 

小学生、中学生のみなさんが日頃から勉強しているSDGsの目標達成に向けた取り組みと、来年福岡市で第15回が開催されるアジア太平洋都市サミットや、国連ハビタットの活動を結びつけながらお話ししました。

 

 

児童の皆さんは少し緊張した面持ちで前半の講義を受けていましたが、後半のワークショップでグループワークをするうちに緊張が解けた様子で、お互いのワークシートを見比べながら活発な意見交換を行い、どのグループも最終的には考えを一つにまとめることができました。

全員の前で発表するグループを決める際には、どの学校でも「発表したい!」とたくさんのグループから積極的に手が挙がり、意見をまとめた手書きの画用紙やタブレットで作成したスライドを用いて、グループで協力しながら楽しそうに発表する様子はとても印象的でした。

 

 

 

質疑応答の時間には、「都市サミットを行う場所はどうやって決めるのですか?」「複数の都市がサミット開催を希望した場合はどうするのですか?」「国連ハビタットの仕事で大変だったことはどんなことですか?」「国際機関で働くために必要なスキルを教えてください!」等の質問が挙がり、また授業後のアンケートでは「次回のサミットが福岡であることを知って、自分たちの住んでいるところで行われるのがうれしかった」「ワークショップでみんなで意見を出し合って村のことを考えるのが面白かった」「知らないことを知るのが楽しかった」等、嬉しい感想をいただきました。

今回の授業やワークショップをきっかけに、自分の住んでいる福岡市や世界の動きに関心を持ち、『自分で考え行動する』ことを大切に日々学習に取り組んでいって欲しいと思います!

 

最後に、今回ゲストティーチャーにご応募いただいた学校の先生方、ご協力いただき誠にありがとうございました。