第12回アジア太平洋都市サミット

第12回アジア太平洋都市サミットメイン写真

開催期間

  • 2018年8月1日(水)~8月3日(金)

開催都市

  • 福岡市(日本国)

全体会議テーマ

  • 住み続けられるまちづくり

分科会テーマ

  • 1.持続可能な未来の実現に向けた新たな都市づくり
  • 2.加速する都市化によっておこる問題に都市はどう対処するか
  • 3.気候変動への対応と被害を最小化するための災害に強いまちづくり

基調講演

    国際連合ビデオメッセージ

    • アミーナ・J・モハメッド(国際連合副事務総長)


    基調講演 I

    • 「持続可能な都市・コミュニティに向けて」
    • マイムナ・モハメッド・シャリフ(国連ハビタット事務局長)


    基調講演 II

    • 「持続可能な経営とSDGs」
    • 有馬 利男(一般社団法人 グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 代表理事)


    国際機関講演

    • 「つながりを強める都市の時代と世界銀行の役割」
    • 宮崎 成人(世界銀行 駐日特別代表)
    •  
    • 「競争力があり、環境に優しく、さまざまな変化や状況に適応でき、インクルーシブで暮らしやすい都市の構築を重点的優先業務に」
    • バンバン・スサントノ(アジア開発銀行 副総裁)
    •  
    • 「持続可能な都市の実現に向けたJICAの取り組み」
    • 加藤 宏(独立行政法人 国際協力機構 理事)

    特別講演 I

    • 「SDGsに貢献する日立の社会イノベーション事業」
    • 中北 浩仁(日立アジア社取締役会長 兼 日立インド社取締役会長)


    特別講演 II

    • 「配水調整システムによる節水型都市づくりへの貢献」
    • 髙橋 智之(三菱電機株式会社 神戸製作所社会システム第一部)


    特別講演 III

    • 「「住み続けられるまち」を支える技術」
    • 阿部 吉郎(JFEエンジニアリング株式会社 常務執行役員)


    特別講演 IV

    • 「クボタの取り組みとSDGs~過去から未来へ~」
    • 品部 和宏(株式会社クボタ 執行役員 環境事業部副事業部長、環境プラント事業ユニット長)


    特別講演 V

    • 「都市再生機構(UR)の海外展開支援業務について」
    • 吉村 弘之(独立行政法人 都市再生機構 海外総括役)


    ハビタット・セッション

    • 「NECの都市交通課題解消への取り組みと展望」
    • 山谷 明美(NEC Corporation 交通・物流ソリューション事業部)

プログラム

2018年8月1日(水)午前
午後
    開会式、基調講演、特別講演、写真撮影
夕刻
    歓迎レセプション、大濠公園花火大会鑑賞
2018年8月2日(木)午前
    ハビタット・セッション、特別講演、国際機関講演
午後
    特別講演、分科会、全体会議、閉会式
夕刻
    フェアウェルパーティー
2018年8月3日(金)午前
    視察
午後
    視察
夕刻

会場

    ヒルトン福岡シーホーク、福岡市博物館

参加都市

  • 16か国32都市

共催

  • 主催:福岡市、国連ハビタット福岡本部

後援

  • 外務省、国土交通省、総務省、環境省、国際連合広報センター(UNIC)、国際連合開発計画(UNDP)、一般社団法人 グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)、独立行政法人 国際協力機構(JICA)

参加都市代表者

  • カンボジア
    • プノンペン都/副知事 ヌオン・パラット
       
  • 中華人民共和国
    • 長沙市/副市長 劉明理(リュウ・ミンリー)
    • 大連市/副市長 駱東昇(ルオ・ドンシェン)
    • 広州市/市長 温国輝(ウェン・グオフイ)
    • 上海市/住宅都市農村開発・交通委員会 副主任 馬韧(マー・レン)
    • 銀川市/住宅都市整備局 副局長 劉加鵬(リュウ・ジャプン)
       
  • インドネシア
    • スラバヤ市/市長 トリ・リスマハリニ
       
  • 日本
    • 福岡市/市長 髙島 宗一郎
    • 鹿児島市/市長 森 博幸
    • 北九州市/副市長 梅本 和秀
    • 熊本市/市長 大西 一史
    • 宮崎市/副市長 原田 賢一郎
    • 長崎市/市長 田上 富久
    • 大分市/市長 佐藤 樹一郎
    • 佐賀市/市長 秀島 敏行
       
  • マレーシア
    • イポー市/都市計画部長 ズルカルナイン・ビン・モハマド
    • タイピン市/市長 ラヒム・ビン・アリフ
       
  • モンゴル
    • ウランバートル市/副知事 エンフトゥル・ドルジフー
       
  • ミャンマー
    • ヤンゴン市/市長 マウン・マウン・ソー
       
  • ネパール
    • カトマンズ市/市長 ビドゥヤ・サンダー・シャキャ
       
  • ニュージーランド
    • オークランド市/市長 フィル・ゴフ
       
  • フィリピン
    • マニラ市/フィリピン共和国大使館 次席大使 エドュアルド・メネス
       
  • 大韓民国
    • 釜山広域市/副市長 ユ・ジェス
    • 光陽市/市長 ジョン・ヒョンボク
    • 浦項市/市長 イ・ガンドク
       
  • ロシア連邦
    • ウラジオストク市/市長 ビターリ・ベルケエンコ
       
  • シンガポール
    • 暮らしやすい都市研究所/所長 クー・テン・チャイ
       
  • タイ
    • バンコク都/筆頭顧問 ヴァロップ・スワンディー
       
  • 米国
    • ホノルル市/副市長 ロイ・アメミヤ
       
  • ベトナム
    • ダナン市/副委員長 トラン・ヴァン・ミエン
    • ハノイ市/副委員長 フン・ティ・ホン・ハ
    • ホーチミン市/副委員長 トラン・ビン・トゥエン
       

使用言語

  • 日本語、英語、中国語、韓国語

共同宣言:第12回アジア太平洋都市サミット 福岡宣言

 「第12回アジア太平洋都市サミット」が、2018年8月1日,2日の2日間にわたり、16か国32都市の代表がここ福岡市に集い、国際連合人間居住計画(国連ハビタット)福岡本部と共同で開催された。
 
 アジア太平洋都市サミットは、1994年に福岡市が提唱し創設され、これまで11回のサミット、10回の実務者会議の開催実績を重ね、各都市の課題やその解決に向けた取組みの共有や相互協力のみならず、経済発展のための交流などを行い、多くの成果を挙げてきた。そして、アジア太平洋都市は、そのネットワークを活用しながら、国際的な都市間における相互理解と友好・協力により、調和がとれた都市の持続可能な相互発展を目指してきた。
 
 現在、世界の総人口76億人のうち、約55%が都市に居住しているが、その割合は今世紀半ばまでに約70%に達するとされている。
特に、アジア太平洋地域では過去に例のない規模と速度で都市化が進行している。
都市環境の管理、適切な交通の促進、水の供給など様々な都市問題の解決をはじめ、女性・保健・教育・防災など、市民生活に最も密着した施策を担う「都市」は、国際連合総会で2015年に採択されたSDGsの17の全ての目標の推進と達成に不可欠な存在であり、その役割と責任は大きい。
 
 また、高齢化に対応し、急速な都市化に伴って増大する環境や交通への負荷に対処し、気候変動により増大する災害リスクから市民を守るため、都市は民間セクターと連携し、ICT、IoT、AIなどの革新的技術をどのように活用し解決していくのか、都市政策にも、新たな挑戦が求められている。
 
 今回のアジア太平洋都市サミットでは、SDGsを踏まえ、「住み続けられるまちづくり」をテーマの中心に、国際連合や国際機関、先進的な技術を有する民間企業等も参加し、優良事例の共有や議論を行うとともに、参加都市の友好をさらに深め、新たに国際機関等とのネットワークを構築し、先進的な技術の活用や持続的な開発を促進する取組みに関する知見を得た。
 
 この2日間にわたるプログラムを通じて、都市環境における都市レベルの様々な行動が、気候変動や災害・危機管理など地球規模の諸問題につながるため、都市レベルでの解決が持続可能な地球、より良いアジア太平洋地域の未来の実現に向けた希望であり、また、各都市の首長がリーダーシップを発揮することが、益々増大し高度化する都市問題の解決に必要不可欠であって、その使命と責任は都市のみならず持続可能な地球の未来に対しても負うものでなければならないことを認識した。
会議の閉会にあたり、アジア太平洋都市のさらなる発展と、国際的な都市間ネットワークを活用した都市問題の解決が、地球規模の課題解決にも寄与していくよう、下記の事項を福岡宣言として採択する。
 
  • 1 アジア太平洋都市は、これからも、互いに尊重しながら、相互扶助、互恵の精神をもって、都市の健全な発展と都市政策の前進に向け、交流と協力を推進し、その基盤となる都市間ネットワークの充実を図っていく。 
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  • 2 アジア太平洋都市は、都市間ネットワークや国際的な会議の場などを通じて、国際連合や国際機関の協力と連携を得ながら、他都市の様々な取組みや世界の動向を真摯に学び、その蓄積された知識や経験を活用するとともに、最先端の技術革新を積極的に取り入れながら、都市の持続可能な開発と社会の進歩に向けて、具体的に行動していく。
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  • 3 アジア太平洋都市は、SDGsを踏まえ、相互に協力しながら、都市の経済発展と、環境の保全や保護、貧困や格差の是正、教育や医療、社会保障の充実、社会的包摂を実現することで、人と環境と都市活力の調和がとれた都市づくりを行い、地球規模の課題解決に寄与し、未来の世代が夢や希望を抱くことのできる世界を築いていく。
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  • 4 アジア太平洋都市サミットは、SDGsの推進と実現に向けたアジア太平洋都市の取組みと国際的な都市間連携の意義と実質的成果を、世界中へ積極的に発信していく。
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  • 5 2020年に、日本国 福岡市で第13回アジア太平洋都市サミット市長会議を開催する。
 
2018年8月2日   
日本国・福岡市にて 
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